eブレークスルー [未来予想]
日本のeビジネス黎明期に、eビジネスの指南書として書かれた本だ。
2000年前後に10年後に発展しているであろうeビジネスの展望をかいている。
当たっているものもあるし、現在情報を調査してみないとわからないものもある。
方向としては、概ね正しかったと現時点で読んでみるといえる。
そういう意味では、この本で予測、または提示したシステムやビジネスの現状を
調べてみるのは、今後の本を選択するテーマとしておもしろいと感じた。
実現しているもの
1)電子財布
2)携帯電話電子財布
3)クレジット決済とIDを結びつける仕組み。
飛行機のチケット購入と搭乗確認まで携帯電話やICカードでおこなう仕組み
4)通信機能をもったネットゲーム
5)携帯電話を通じたネットゲーム
6)高速広帯域ネットワーク:光ネットワーク
7)銀行への新規参入 ソニー銀行。イオン銀行など
現在どうなったか調査するテーマとして
1)ネットスーパー[e・veryD]
2)フロート式デビットシステム
3)オンラインショッピング決済を扱うサイバーキャシュ社
4)ビジネス特許
5)マレーシアのマルチメディア・スーパーコリダーPJ
a)デジタル署名
b)知的財産法
c)コンピュータ犯罪法
d)遠隔医療法
6)日本のIT基本法
7)エンジェル税制
エンジェル:お金もちが、有望な若手企業家などに投資すること。
ベンチャーキャピタルとの違いは、投資金額が低い。300万~500万程度
事業評価も厳密ではなく、投資家の意思で決められる。
5)3Dのデジタルシアター
9)ビットバレー
10)ジャパンビジネスオープン 菅谷俊二氏、高橋君忠氏、村田利文氏、嶋正和氏
11)シリアルアントロプレーナー リックフェーロプ
12)ウィットキャピタル証券
インターネットで資金を集め他の企業を支援する。
13)直接金融が増える。
銀行からの融資だけでなく
おまけとして大前研一氏の英語の勉強法は、
1)自分の行動、見たもの、これからの予定を実況で英語で考える。
2)わからないことがあれば自分で調べる。
3)優れた文献、スピーチを学ぶ。ノートに書き写す。
英語をツールとして稼ぐために使ってきた著者の英語取得のノウハウ
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