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マインドセットものを考える力 [未来予想]


マインドセット ものを考える力

マインドセット ものを考える力

  • 作者: ジョン・ネスビッツ
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2008/05/16
  • メディア: 単行本



未来を予測するための考え方を示してくれる本だ。
著者のジョン・ネスビッチはアメリカの
3大テレビ局NBC,CBS,ABC全盛の時代にケーブルTVの時代を予測する、
労働組合の衰退など
独自の視点で、トレンドを当ててきたらしい。
ルールは11個だが、その説明に詩が使われたり、あまりうまくない例が挙げられて
私にはわかりにくかった。

未来を予測するためのもとになる考え方は
1)変わらないものの方が多い。
  物事の本質は変わらない。
2)未来は現在に組み込まれている。
  距離を置いてみることが重要。
3)ゲームのスコアに注目せよ。
  統計などの数字で事実をつかめということ。
4)正しくある必要はない。
  物事のルールや序列や常識にとれわれて、自由に考えることを
  恐れてはいけないといっている。
5)未来はジグソーパズルだ。
  未来に起こることは、すでに提示されていて、何をどこに
  どのように置くかが重要。新しい絵が見えるまでいろいろ組み合わせて
  考える。
6)パレードの先を行き過ぎるな
 リーダは、少しだけ先頭にいて
 ビジネスやテクノジーでは、成否は、消費者が決める。
7)変わるか否かは、利益次第である。
8)物事は、常に予想より遅くおきる。
9)結果を得るには、問題解決よりチャンスを生かすべし。
10)足し算は引き算のあとで
   うまく扱える以上の球を投げてはいけない。
11)テクノロジーの生態を考える。
テクノロジーは、ニーズとスキルと人間性が調和しているときに
  すばらしい能力を与えてくれる。


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未来図として示されるものは、
1)新聞文化の緩慢な死
2)広告は「イラスト」で説明するものになる。
3)ありふれた商品は豪華なデザインに
4)ファッションや建物は美術的、芸術的なものが取り入れられる。
5)世界のカラー化が進む。
  情報のデータが色で視覚化が進む。
6)ビジネスにおいては、大きければ大きいほど、成功するために
  小さく効率のよいパーツで構成される必要がある。
7)人材のアウトソーシングはグローバル化する。
8)中国は延びて、インドは伸び悩む。
  女性の識字率の違い (中国87%、インド45%)がそれを象徴。

マインドセットものを考える力
ジョン・ネスビッチ 著
ダイヤモンド社
2008/5/30 第2冊
¥1600E




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