カリスマ 人を動かす12の方法 [心理学]
カリスマ 人を動かす12の方法―コールドリーディング なぜ、あの人は圧倒的に人を引きつけるのか?
- 作者: 石井 裕之
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
カリスマ 人を動かす12の方法
コールドリーディングという、占い師などが使っている
心理学上のテクニックを使うことで、潜在意識に影響を与え
ビジネスや人間関係に活用していくことで効果をあげることができる。
相手の話に、頻繁にうなずかない。うなずくときは、ゆっくり深くみせること。
これは、緊張と緩和をうまく使い分けていることです。うなずかないことで相手は
理解してもらっているか不安になり、うなずいた瞬間ほっとして受け入れてもらった安心感が
倍増する。
また頻繁にうなずく人は、「わかったわかったもうやめてくれ。俺に話させてくれ」と言っていると同じ。
話を適当に聞いて流そうとしているシグナルなのです。
もうひとつなるほどと思ったテクニックは、「相手のことを肯定する」こと。
「この仕事はとても納期にまにあいません」と相手がいってきたら
普通は、「確かに厳しいスケジュールだ。しかし、精一杯できることをやってくれ」という。
この”しかし”が訴えを拒否された印象を残す。
ここでは肯定をつかい、
「確かに厳しいスケジュールだ。だから。精一杯できることをやってくれ」というのが
正しい。
コンシャス=アンコンシャス・ダブルバインドというテクニックもある。
これは、相手の潜在意識を動かすテクニックだ。
意識してできること(A)、意識してできないこと(B)があるとき
意識してできること(A)をすれば意識してできないこと(B)ができるというもの。
これは、ゼロリスクでハイリターンのすごいテクニック。
例えば、やる気がだせない相手には、
「C部長と一緒に、一日お客さんをまわってみるといい。C部長の仕事ぶりをみれば
君もやる気がでるよ」という。
「一日お客を一緒に回ってみるということが意識してできること。
「君もやる気がでるよ」ということが意識してできないこと。
このAすればBというのが公式だ。
このようにコールドリーディングは人を動かす、働いてもらうためのさまざまのテクニックがある。
この本を読めば、このような方法があるのかと一気に目を開かされる。
カリスマ 人を動かす12の方法
石井 浩之 著
株式会社 三笠書房 刊
2006/9/10 第1刷
204ページ
¥1300E
にほんブログ村
カリスマ 人を動かす12の方法 目次
はじめに-----〝カリスマ性″を身につける画期的なノウハウ 1
Part1 「コールドリーディング」を使えば、
怖いくらい人を動かせる!
∇絶対〝悪用〝してはならない、この「心理テクニック」
「コールドリーディング」とは何か? 16
相手の潜在意識を動かすノウハウ 17
このテクニックは両刃の剣である 18
なぜ、占い師は信用されるのか? 20
人は誰でも、自分を理解してくれる人を求めている 23
∇「命令」ではなく、「求心力」で人を動かす 25
あなたの中の「カリスマ性」を呼び覚ます! 25
カリスマ最大の武器は「揺れない心」にある 27
Part2 なぜ、あの人は圧倒的に人を引きつけるのか?
∇人の上に立つ人に求められる「カリスマ性」とは? 30
「チームを思いどおりに動かそう」と考えてはならない 30
「リーダー」と「マネージャー」は全く違う! 37
「モチベーション」こそ人を動かす原動力 32
リーダーに必要な「求心力」とは? 34
「何ができる人か」より「どういう人か」が重要 38
∇第一段階は「見せかけだけの自信」でいい! 40
人の心をつかむための「第一条件」 40
人に不安を感じさせない人の魅力 41
人は「断言」されると、思わず信じてしまう 43
「なりきる」ことは最高の自己暗示 45
〝はったり″はやがて〝本物″になる 46
Part3 たった12の方法で、あなたにも「カリスマ性」が身につく!
▽サトルテイ-----相手に気づかれずに心理操作するノウハウ 50
サトルティとは何か?-----いつの間にか心理的優位に立つ方法 50
あなたはこのトリックに気づくか? 51
相手の潜在意識にさり気なく入り込む! 52
▽「あいづち」のテクニック 55
「うなずく回数」の操作だけで主導権を握る 55
やたらにうなずかない。ため込んでからうなずく 57
カリスマとしての器は、この余裕と真剣さから生まれる! 59
▽「ポジション」のテクニツク 61
立ち位置、座り位置に働いている深層心理 61
相手の「右側」に位置を取るだけで心理的優位に 63
こんなときは、逆に「左側」に位置を取る 64
▽「肯定」のテクニツク 67
人は「自分を受け入れてくれる人」には必ず従う 67
「否定語」は潜在意識に特殊な作用をもたらす 69
「でも」「しかし」を、「だから」「そして」に言い換えるだけで
▽「話し方」のテクニック 73
「自分を信じ込んでいる人」の説得力 73
本当に信じていないことは口にするな 75
なぜ「できない人」ほどよく喋るのか 76
▽「表情」のテクニツク 78
相手を威圧する顔は逆効果 79
こんな〝余裕の表情″に人は心を動かされる 80
本当の笑顔が生み出す、すごい効果 82
▽「動作」のテクニック 84
「動作」ひとつで信頼感、安定感を演出する 84
「走らない習慣」の驚くべき効果 86
つい、走り出しそうになつたときは-----
▽「アイコンタクト」のテク二ツク 89
自信のない人ほど相手を凝視する!? 91
相手を安心させるアイコンタクト92
目線の動かし方に、ちょつとしたコツがある 94
▽「握手」のテクニック 96
手は、語る 96
握手の仕方で印象はがらりと変わる 99
親しみを強調しながらも主導権を握る握手とは? 100
▽「不安対処」のテクニック 103
リーダーは簡単に「本音」を語ってはいけない 103
どんな時でも〝カツコつける″のを忘れるな 105
態度には出ても、口に出してはいけないこと 107
▽「分かりやすさ」のテクニツク 110
「人を心酔させる人」は「分かりやすい人」 111
「分かりにくい」ことが「不安」と「不信」を生む 117
自分の〝キャラ″を決め、それを相手に分からせる 118
▽「落ち着き」のテクニック 116
人やモノに振り回される人は絶対信用されない 116
落ち着きのある人、ない人はここが違う 117
「ゆっくり食べる」習慣を身につける 118
▽「トラブル対処」のテクニック 124
問題を〝必要以上に″大きくしていないか? 124
「どんな苦しみも、三分の一にできる」 126
トラブルを〝最小限にとどめるク画期的な方法 128
Part4 部下を効果的に褒め、叱る、「コールドリーディング」活用法
▽ 褒め方・叱り方の基本~ズームイン&ズームアウト 136
ズームアウト-----相手の心の核心に徐々に入っていく方法 136
ズームイン-----こうしてポイントを絞り込む 139
人は〝認められたとおり″に成長するもの 141
褒めるときには「拡大解釈」で! 144
叱るときには「ポイント」だけを! 146
▽ 問題のあるメンバーを導く方法
~コンシャス=アンコンシャス・ダブルパインド 148
メンバーの潜在意識を動かす「秘策」 150
部下のモチベーションを高める指導法 151
遅刻する部下への指導法 153
慌てている部下への指導法 154
自信を喪失している部下への指導法 155
会議でメンバーを鼓舞する方法 155
▽ 人を潜在意識から説き伏せる方法 158
ニセ占い師の巧みな予言術に学ぶ 162
「ジンクス」は潜在意識を活性化させる 163
「自己暗示」は、こんなに簡単にできる 163
▽いかに褒めて育てるか、叱って育てるか 165
相手によって褒め方、叱り方を変える 165
勘や経験だけではチームを引っ張れない 166
▽ 究極の「部下の性格分析」~Meタイプ&Weタイプ 169
部下はたったふたつのタイプ分けで十分 169
「私」重視か、それとも「私たち」重視か? 170
Meタイプのモチベーションは「自己実現」 171
Weタイプのモチベーションは「人の役に立ちたい」 171
▽ Meタイプ、Weタイプを判別するポイント 180
《チェックテスト》15の質問でMeタイプ、Weタイプを判別 180
▽タイプ別「仕事の指示の与え方」と「褒め方」「叱り方」 187
「理屈が先か、行動が先か」で指示する 187
「M2タイプ」「Weタイプ」を褒めるポイント 189
「Meタイプ」「Weタイプ」を叱るポイント 192
▽あなた自身のり-ダーとしての器を大きくする! 195
チーム全体のタイプを見極める 196
自分がどちらのタイプかも知る 198
自分をメンバーに反発なく受け入れてもらうには? 200
おわりに-----「心のあり方」が「カリスマ」をつくる 203
2010-06-11 23:50
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0