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買い物脳 [マーケティング]


買物脳―成功する企業になるための5つのキーワード

買物脳―成功する企業になるための5つのキーワード

  • 作者: 本間 理恵子
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 単行本



買い物脳

女性と男性では買い物対する意識が違うということを説明している本だ。
男性は、機能やスペックやパフォーマンスの高さによって製品を選ぶが
女性は、自分が気持ちよくなれるとか、丁寧にあつかわれるとか、
友達に紹介したくなるとかそんな気持ちで買い物をする。
今まで商品開発から広告戦略、販売促進戦略まで男性脳で考えられてきた。
消費者はより優れた機能を安価に手に入れられるという買い物に満足する。
他社製品より優れた機能を沢山いれることは消費者が望む買い物行動だなどなど。
しかし、女性脳は買い物がしたい。見るだけで楽しい。お店の雰囲気を楽しみたい
商品が私に与えてくれるイメージで買いたい。友達に買っていこう。などなど。

女性が買い物の求めるモノを満たすようにすることが、消費の活性化につながる。
つまり、衝動買いができるように、女性の買いたい気持ちを刺激する。
それは、買い物に楽しさを演出したり、ディスプレイで雰囲気を高めたりする。
商品を吟味する前に、自分がその場にいて買い物を楽しむことを思い描く。
この店の主役に自分がなれるかを判断して買い物をするのです。
また、お店でこれが欲しいと直感を刺激して欲しいのです。
モノを発見する手間も楽しんでいる。
楽しみを誰かと共有したいとの心理も持っている。
これらの女性特有の買い物に対する気持ちをうまくいかすお店が
売り上げを伸ばすことができる。

買物脳
成功する企業になるための5つのキーワード
発行日/2003年8月1日 第1刷発行
著者/本間理恵子
発行所/株式会社主婦の友社
239ページ
¥1600E
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買物脳―成功する企業になるための5つのキーワード

買物脳 もくじ
まえがき 10
第1部 買物脳に迫る
Ⅰ そこにあるのに見えなかったもの 14
(ブランドに群がる女たち/優越感より幸福感/古今東西、男と女、買物のいさかいはつきない)
Ⅱ 買物脳を発見する 21
                                ′           

      ′
(今なぜ買物脳なのか?/市場は′確保する〟から′創造する〟へ/異色の調査装置「買物会
議室」/買物脳の男脳・女脳)
Ⅲ 買物脳5つの法則 32
(買物脳第1~第5の法則/女脳型は関係天動説)
買物脳第1の法則「男脳型は成果を求め、女脳型は快楽を求める」
  【キーワード】♂「人より効率的に買いたい」♀「自分へのご褒美を買いたい」
買物脳第2の法則「男脳型はスペックで買い、女脳型はイメージで買う」
  【キーワード】♂「スペックを一つ一つ検討したい」♀「00な感じがほしい」
買物脳第3の法則「男脳型は理屈で買い、女脳型は直感で買う」
  【キーワード】♂「客観的な判断」♀「物から呼ばれたい」
買物脳第4の法則「売り場では、男脳型はモノでイキイキ、女脳型はヒトでイキイキ」
         【キーワード】♂「自分でとことんいじりたい」♀「ヒトに相談してみたい」
買物脳第5法則「男脳型は征服を買い、女脳型は共存を買う」
         【キーワード】♂「誰よりも先に買いたい」♀「いろいろ楽しみを共有したい」
Ⅳ あなたの買物脳タイプを知る 85
  (買物脳度測定テスト/あなたの買物行動は?/買物脳度測定データ/ヒトという生物にとって
  の買物/男脳型と女脳型の買物行動実態)
第一部のまとめ 98

Ⅰ 女脳型は買物行動そのものを買う 100
                                  
 (男脳型発想の落とし穴/買いたい欲求は、女脳変換で創り出せ/もっと女脳に敏感になろう)

Ⅱ 女脳変換で買物行動を創ろう 110
                              
 (1)店舗における女脳変換 113
  《キーワードその1》「第一印象を、ドラマチックに演出しよう」
  《キーワードその2》「お客様が主役になれる、もてなしの舞台装置をつくろう」
  《キーワードその3》「幸せ気分に浸れる雰囲気をつくりあげよう」
 《キーワードその4》「〝めっけもの″を探す楽しさを提供しょう」
  《キーワードその5》「楽しみを共有したい心理を満足させよう」
◇女脳変換ケーススタディその1 127
                                  
  「意外性あふれる演出で強烈な印象づくり」

◇女脳変換ケーススタディその2 129                 
  「さりげなく、想像力をかきたてる、絶妙なディスプレイ」

 (2)商品間発における女脳変換 133
  《キーワードその1》「見た目でつい買っちゃう、買物行動を刺激しよう」
  《キーワードその2》「こまごまとした違いを楽しく発見させよう」
 今キーワードその3》「〝変身していく私〝をイメージさせよう」
  《キーワードその4》「商品を大切に扱うことで、私も大切にされているということを印象づ

けよう」

◇女脳変換ケーススタディその3 144
                                 
  「こだわり満載の手帖で、物づくりの心を共有する」
(3)接客における女脳変換 153
  《キーワードその1》「お客様との心理的距離を把握し、少しずつ親しくなろう」
  《キーワードその2》「私はこのお店のたった一人の客、と思わせる丁寧な接客を心掛けよう」
  《キーワードその3》「店員一人一人の個性や心意気を買ってもらおう」
  《キーワードその4》「女脳は背中をひと押ししてくれる、その一言を求めている」

◇女脳変換ケーススタディその4 166                  
 「接客は、企業の原点を共有することから始まる」

 (4)ポイントカードにおける女脳変換 168
  《キーワードその1》「コツコツ貯めるを、目で見えるカタチに」
  《キーワードその2》「プラスαの楽しみで、お気に入り度をアップさせよう」

◇女脳変換ケーススタディその5 175
  「受注生産のオリジナルグッズで心の絆づくり」
 (5)プレミアムキャンペーンにおける女脳変換 176
  《キーワードその1》「当たるまでのワクワク感を演出しよう」
  《キーワードその2》「モノよりも、夢ふくらむイメージを優先させよう」
  《キーワードその3》「小さくても、もれなくのキモチがうれしい」

◇女脳変換ケーススタディその6 186
  「プレミアムで心をつなぐ」

 プロモーションにおける女脳変換のキーコンセプト 188
 「期間限定」プロモーション 188
                            
  (男脳と女脳では、限定のもつ意味が違う/瞬間の気分を売ろう)

 価格プロモーション 192
  (男脳と女脳では、価格のもつ意味が違う)
 買物脳ワークショップ テレビを買ってもらおう 195
 (テレビの買物脳 4つの視点/女脳型は大画面テレビに躊躇する/大画面テレビの買物脳的販

 促プラン/女脳型パーソナルテレビを開発する)

第2部のまとめ 214

第3部 買物脳で顆客を創る

女脳は、世界に通じる 216                  
女脳は、少年の心に通じる 22
女脳は、成功に通じる
お客様の気持ちを掴むには  227
(お客様は「感覚」を共有できる存在/お客様と商品との
「素」 の情報を収集する/お客様と商品
との関係性を捉える/「感情に迫る」発言分析のコツ/兆しをキャッチする)

買物脳刺激企業とは? 5つの提言 233
あとがき 236

(参考文献)

著者紹介
本間理恵子
1964年生まれ
1988年お茶の水女子大学 文教青学部 心理学科卒業
同年(株)博報堂入社 セールスプロモーション局に配属される。
1999年に配属されたMD開発局で「買物脳」プロジェクトに着手する
現在(株)博報堂 カスタマーマーケテイング・制作事業局所属
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