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お金持ちの奥様とふらふらお嬢様が今のトレンドをつくる。 [マーケティング]

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お金持ちの奥様とふらふらお嬢様が今のトレンドをつくる―女に売れば商売繁盛

お金持ちの奥様とふらふらお嬢様が今のトレンドをつくる―女に売れば商売繁盛

  • 作者: 西村 晃
  • 出版社/メーカー: たちばな出版
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 単行本


お金持ちの奥様とふらふらお嬢様が今のトレンドをつくる。

この本は、景気の悪い日本で、どんな企業が健闘しているかを
経営コンサルタントの著者が紹介している。
売るためには、どのような考え方が必要かが
成功している店や企業を見ることでわかる。

「マーケティングとは、買う気のない人に買わせる知恵」これは著者の持論だが、
それを実践しているのが「愛ZECRA」。着物を販売しているが、お客さんは
愛ZECRAにやってくるときには、招待された催しものを見にくるだけで、
着物を買うつもりは、まったくないという。ビルのフロアーを催しもののために
上がる間にお客さんに着物が欲しいと思わせる仕掛けをさまざまに仕掛けて
いく。

マーケティングの次の本質をとらえた言葉が「期待値を上回る満足感を提供できるか。」
5000円の会席料理にこの価格でこのサービスならばいいと満足してもらえる時もあれば、
500円のカレ-ライスに納得できないという場合がある。
お客様の物差しにあったサービスが提供できない場合は、リピーターになって
もらえない。500円カレーなりの期待値、5000円の会席料理なりの期待値を上まわった
時にリピータになってもらえる。

従来からある古本屋という商売を新しく、若い女性も店にはいってこれるように
本をきれいにして、店を明るくBGMを流した。新しい古本屋の常識を作った。
「古い商売であっても新しい提案をすれば、ニュービジネスとなりうる」著者の言葉である。

マツモトキヨシのコンセプトはお客さんに遊びに来てもらう店作りだという。
「お客さんが楽しいと思える店でなければ生き残れません」という松本和那氏の言葉を
載せている。

日本の人口のピークは2006年に人口のピークを向かえ1億8000万人、2050年には
減少して1億人になっていく。今後は減少する方向でもマーケティングで売るために
著者は、「上得意を大事にしてその人達に少しでもたくさん買ってもらえば、たとえ
人口が減っても売り上げは伸びるはずだ」という。
このようなリピータを呼び成功しているのは、JR東日本やコムサ・イズムやダイソーなどの100円
ショップなどがある。

著者は、ビジネスのための何もしなけらば不況だ。しかしトレンドを
とらえれば売り上げは上がる。そのトレンドをとらえるコツは「はまさきあゆみ」であるという。
「は」は「ハレの消費を演出せよ」 ハレとは外の世界を忘れさせる別世界をつくることだという。
「ま」は「満足」すでにこの場でもあげた期待を上回る満足を与えれば、リピーターになるということだ。
「さ」は「三世代」 孫に対しては6つポケットがあるといわれる。
「き」は「帰農」地方の経済の活性化は、農業にあるという。
「あ」は「安全」安全は、金で買うという意識が浸透しビジネスになる。
「ゆ」は「ゆかい」いかに楽しい時間を提供するかという視点
「み」は「身」体に関する消費は伸びる


マーケティングとは、買う気のない人にいかに売るかという知恵の出し合いだと
著者はまとめている。

お金持ちの奥様とふらふらお嬢様が
       今のトレンドをつくる
2002年10月30日 初版第1刷
著 者 西村 晃
発行者 杉田早帆
発行所 株式会社 たちばな出版


お金持ちの奥様とふらふらお嬢様が今のトレンドをつくる―女に売れば商売繁盛

デジタル一 眼カメラ“α”NEX-5N

お金持ちの奥様とふらふらお嬢様が
       今のトレンドをつくる 目次
プロローグ
第一章 あぶり出せば外飯母子
   優良顧客囲い込み作戦 20
   「デパ地下」で奥様を取り込め 24
   「外飯母娘シフト」を強化 29
   「当店は独身団塊ジュニア様御用達でございます」 36
    カードは語る。団塊ジュニアの消費 40
第二章 トレンドリーダーが街をゆく
   奥様が行列してまで通う店 48
   滞在五時間の仕掛けづくり 53
   マーケティングとは買う気のない人に買わせる知恵 62
   快走する高級スーパー 64
   「ちょっとぜいたく」な会席をお手頃価格で  72
   女性の力で銀座復権 76
   都心回帰の流れを女性がつくる 81

第三章 元気のキーワードは異端児
   お客が買いたいようにすれば売れる 94
   「薬局道」に反する店  101
   「お仏壇マーケティング」という発想 108
   お茶を清涼飲料として売った異端児 112
   理科を社会科で売る異端児 115
   「○○道」に反する企業ほど元気 120
   大黒柱に車をつけよ 125
第四章 お客にまた利用したいと思わせるビジネスとは
   ちょっとした店づくりの工夫がリピーターを集める 135
   女性が好む定食屋はなかった! 138
   また行きたいと思わせる一〇〇円ショップの経済学 142
   あえて安売りをしない実験 145
   今日も「つじる」、若い女性がこの店にはまる妙齢 147
   集客の決め手は「快適空間」の提供 150
   お客がのぞむ店づくりがリピーターを呼ぶ 157
   患者の満足度を向上させるマーケティングセンス 163
   リピーターを呼ぶ手厚いサービス 168
   親子代々のリピーターをもつホテル 174

第五章 「おんな型」メーカーが伸びる
   二一世紀は 「おんな型経済」 の時代 180
   「衣」を脱いで「おんな型」に「脱皮」した繊維産業  184
   「大量に安く」からの転換で生き残れ 187
   生活改善提案をする「製薬」会社 190
   買い手市場を前提にした提案型企業の時代 192
   「コロンブスの卵」の発想 195
   あえて地元にこだわり、伝統の味を守る 198
   「ここだけ」の付加価値 203
第六章 「はまさきあゆみ」が日本を救う?
   「B級グルメ」も集まれば「A級ソフト」 210
   ギョーザがテーマパークを救う 217
   期待値を上回る満足感を提供せよ 219
   三世代マーケットに注目せよ 225
   農業をブランド提案産業にせよ 231
 「安全」が付加価値ビジネスを生む 243
   ゆかいな時間を売れ 248
   「身」=カラダにイイが殺し文句 255

エピローグ 259



<著者紹介>

経済キャスター・作家 西村 晃(にしむら あきら)
1956年 東京生まれ。
早稲田大学卒業後、NHK、テレビ束京でアナウンサー、ディレクター、記
者、解説委員を担当。1996年独立後は、フリーの経済キャスターとしてテ
レビ、ラジオの出演・番組制作に携わるとともに、講演、執筆活動で多忙
な日々を送っている。
国道16号沿線のライフスタイルが日本経済のマーケテイングの標本空間で
あるとする「ルート16の法則」や、渋谷を見れば日本経済の変化がわかる
という「シブヤ系経済学」などのベストセラーの著者として知られ、社会
のトレンドをいち早く見抜き、ビジネスヒントを提案するマーケテイング
の第一人者として高い評価を受けている。
また情報収集や整理術、時間管理のノウハウをまとめた「ポスト・イット
知的生産術」の著者でもあり、年間300件の講演、著作毎年10冊、雑誌な
どの連載・寄稿15誌という仕事量は「時間の達人」として雑誌などに度々
紹介されている。著作はおよそ60冊を数える。


主な著書
『国道16号が語る日本の近未来
      東京圏が変わる 消費が変わる』(PHP研究所)
『「ポスト・イット」知的生産術』(メディアパル)
 『大繁盛の法則』(大和出版)
『東海道新幹線 車窓からのビジネス「発想術」』(東洋経済新報社)
『なぜ「ここ」に人が集まるのか』(PHP研究所)

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