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経済予測脳で人生が変わる [思考力]


経済予測脳で人生が変わる!―仕事も投資も成功できる「起こりえる未来」の読み方

経済予測脳で人生が変わる!―仕事も投資も成功できる「起こりえる未来」の読み方

  • 作者: 中原 圭介
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/04/16
  • メディア: 単行本



経済予測脳で人生が変わる!―仕事も投資も成功できる「起こりえる未来」の読み方


経済予測脳で人生が変わる まとめ

経済予測をするために本質を掴む訓練をする必要があります。

本質を掴む訓練は日々の鍛錬から生まれます。

それは、歴史、心理学、行動科学、哲学などで

考え方を磨くことです。


経済予測脳で人生が変わる!
2010年4月15日 第1刷発行
著 者一中原圭介
発行所-ダイヤモンド社
270ページ
¥1500E
経済予測脳で人生が変わる!―仕事も投資も成功できる「起こりえる未来」の読み方


経済予測脳で人生が変わる! 詳細

著者は、2005年の時点で米国のバブルの深刻化とその結末を予想しました。

それは、「世界経済の繁栄は、借金まみれの米国の大量消費に支えられている」という

経済の本質を見抜いたからだと説明しています。

その本質を掴み、未来を予測するためには日々の鍛錬です。

経済学だけでなくさまざまな知識を雑食することが重要だと説明しています。

「「A」という歴史的事実と「B」という哲学的事象がどのように結びついているか

「C」という心理的現象と「D」という物理学法則がどう関連づいているか。

そうした知識パズルを楽しんでみる」そういことで、点と点であった情報が線で結ばれ

やがて面になってその大きな面の上に本質がうかびあがってくるのです。

歴史からは「時代や場所が違っても、同じ状況と条件がそろえば歴史は繰り返す」とい

うことを学んだといっています。それを現代にあてはめて考える。

心理学では歴史での人の心の動きを理解するために学ぶ必要があると

説明しています。

人は合理的な行動をすると多くの人は考えていますが、実際の行動は

不合理なものです。

それを学問にしたものが行動ファイナンスです。

人間は、目的の出来事に対して欲望や恐怖といった感情がはたらき

冷静さを失い、非合理的な行動を取る事が珍しくないからです。

バブルになると「このチャンスに乗り遅れると損をする」「皆が買っているのだから

自分も買わなければ」という焦りと強迫観念が、個人投資家らを熱狂の渦に巻き込んで

いく。17世紀のオランダのチュウーリップバブルも1980年代の日本のバブル景気も

2002年以降のアメリカの住宅バブルも共通点が多いといいます。

哲学書を読むと考える力、ものの考え方学べると著者はいっています。

「構造と力」浅田 彰著を推薦しています。現代人はなぜ幸せになれないかを

説いています。しかし、著者は「ものの考え方」「もののとらえ方」のヒントを得たそうです。



もくじ
プロローグ
あなたの人生を豊かにする「経済予測脳」3
「経済予測脳」がない日本政府が貧困を増やす7
努力を怠れば「弱者」に転落する13

第1章 経済学だけでは経済予測できない
■人間の欲望が経済を混乱させる 26

■世界の経済は連鎖している  31

■危機は連鎖し拡大していく 34

■本質を見抜ければ、問題は深刻化しない 39

■経済学だけでは経済予測はできない 42

■思考を鍛練すれば、「未来」が予測できる 45

■「経済予測脳」で人生は変わる! 47

■エコノミストや経済学者は当てにならない 48

■経済理論では実体経済を説明できない 53

■金融工学はリスクを完全に排除できない 58

■マクロ経済学の有効性は失われつつある 64

■現代の消費は需要・供給曲線では説明できない 68

■経済学者が金融行政を担うと失敗する 71

第2章 わたしが「経済予測脳」を身につけるまで

■経済予測に経済学以外の学問が必要なワケ 76

■歴史学こ心理学・哲学からのアプローチが大切 80

■幅広い見識があれば、「世の中」と「未来」が見えてくる 83

■学問の雑食があなたの視野を広げる 85

第3章 歴史編 歴史から学んで未来を予測する
■歴史学から見れば「リーマンショック」は必然だった 92

■歴史は「繁栄」と「衰退」の繰り返し 95

■ローマ帝国はなぜ滅んだか? 99

■ローマ帝国の繁栄と共通する国際巨大資本 102

■なぜ日本の歴史教育は形骸化してしまったのか? 105

■「世界史未履修問題」に見る教育現場の危うさ 107

■「詰め込み教育」は悪くない 109

■史料を鵜呑みにせず、事実を推理する 110

■アマテラスオオミカミは卑弥呼だった? 116

■過去の歴史を現代に当てはめてみる 121

■歴史を学べば、苦しい時代を軽快に生き抜ける 123

第4章 心理学編人間の欲望を理解して正しい判断を下す
■経済は理論ではなく、人間の心理で動く 128

■人間は同じ過ちを繰り返してきた 132

■バブル発生のプロセスとは? 135

■株価暴落のメカニズムとは? 140

■日本人は「節約のパラドックス」に陥っている 146

■判断を狂わせる「心理的バイアス」150

■自分の投資行動を検証する①「自信過剰」 152

■自分の投資行動を検証する②「損失回避」 155

■自分の投資行動を検証する③「順応的能度」 158

■さまざまな人の立場で考えると経済が見えてくる 160

第5章 哲学を使って物事の本質を見抜く
■哲学を学べば、世の中を読み通す力が身につく 166

■名著『構造と力』から「ものの考え方」を学ぶ 169

■お金に縛られると人生は満たされない 174

■貪欲さを捨て、心豊かに人間らしく生きる 178

■物事の裏側に潜む「本芦を解き明かす 183

■デカッブリンク論者は本質が見えていなかった 184

■なぜ米国の中古住宅販売から世界経済が読めるのか 187

■俯瞰的な視点を養うのに役立つ参考書籍 191

■繰り返し読むうちに脳の持久力が高まる 194

■ある日突然、自分の頭の中で革新が起きる 195

第6章 新聞を「経済予測」に活用する技術
■一見ささいな「記事」にも敏感に反応する力を 200

■情報源は新聞とネットだけで十分 203

■「卜∃夕自動車の派遣切り」の記事から予測できたこと 204

■「プリウス値下げ」の記事でデフレの加速を確信した 208

■とにかく新聞を読みなさい! 214

■新聞をどう読めばいいのか? 217

■見出しの立て方や新聞による見解の違いに注意する 220

■自分自身の先入観を捨て去ることも大事 225

■わたしが欧州の金融危機を予測できなかった理由 228

■本を読むときはじっくりと-----「非」速読のススメ 231

第7章 世界経済をかえるふたつの潮流を予測する
■新しい世界経済のふたつの大きな流れ①世界経済システムの構造転換 234

■新しい世界経済のふたつの大きな流れ①金融から環境へ 237

■2010年以降、世界経済を襲うリスク 243

■成長戦略なき国家・日本は失われた30年の道半ば 247

エピローグ これからの厳しい時代を、軽快に生きて行くために
「経済予測脳」はすべての人に求められている 258
経営者に最も求められる「経済予測脳」 260
資産運用にも「経済予測脳」は欠かせない 262
学問の雑食が経済予測脳を育てる 266
長く暗いトンネルの先に明かりが見えてくる 268


[著者]
中原圭介(なかはら・けいすけ)
エコノミスト、ファイナンシャルプランナー。金融コンサルティング会社「アセットベストパ

ートナーズ株式会社」の代表取締役兼デイレクターとして活動。金融機関への助言・

掟案や顧客の資産運用コンサルティングを行う傍ら、執筆・セミナーなどで金融教育・

投資家教育の普及に努めている。最も予測が当たるエコノミストの一人として評価が高

く、フアンも多い。主な著書に、ベストセラーとなった『サブプライム後の新世界経済』

『サブプライム後の新資産運用』『金融危機で失った資産を取り戻す方法』(いずれもフォレスト出版)、

『株式市場「強者」の論理』(ナツメ社)、『株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる』(

日本実業出版社)などがある。なお、『サブプライム後の新資産運用』『株の勝ち方は

すべて外国人投資家が教えてくれる』は海外でも翻訳出版され、高い評価を受けてい

る。


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