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小さなチーム、大きな仕事 [仕事力]


¥1500E
小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

  • 作者: ジェイソン・フリード
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/01/11
  • メディア: 単行本



小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

小さな会社でも、大きな仕事ができるし、大きな仕事をするのに

大きな会社であることは必要ではないといっている。

この本で提唱している仕事の進め方は、自分たちに必要なものを作ることだ。

何より問題点や、価値をよくわかっているからだ。



また小さな企業でやっていくために、「本当に必要?」という問を

いろいろなところで問いかけることだ。

広告枠、工場建設、会計士を雇う、店舗、フルタイムの従業員などなど




良い製品をつくるための秀逸なアイデアとして

やりたいことを半分にするという考え方を示しています。

映画監督のようにシーンをカットしてよい映画をつくるように。

そしてコアの部分からとりかかり、些細なことを気にしないという

いうことも重要なようだ。

ホットドッグの屋台を始めるなら、屋台のロゴやデコレーションよりホットドックの

ことを考えるということだ。

ビジネスの立ち上げに必要なものは、核が変わらないもの。

人々が今日ほしいもので、10年後も変わらず欲しいと思うようなものを

核にすべきだ。アマゾンの例でいえば、迅速な配送、安心な返品のしくみ、手頃な価格。



つぎに秀逸な提案として、「競合相手以下のことしかしない」というのがある。

相手より「少なく」していく。

シンプルに機能をしぼっていくという考えかただ。

自転車の例では、ハイテクな自転車を多くの企業が競っているなかで

ギアがひとつでブレーキさえ無い自転車が人気だという。

利点は、より単純で、より軽く、より安い。




顧客に「ノー」というアイデアもある。

顧客の要求に合わせて、機能を顧客に適合させるのではなく

自分たちの考えを信じて、なぜそうできないかを説明していく。

そのためには、製品は基本的でシンプルなものになっていくはずだ。




小さな会社では、教えることも武器になると提案している。

教えることで顧客の忠誠度がまし、新しいつながりが

顧客と持てるようになる。

教えることは、大企業では、企業機密のかべや弁護士の登場でやりにくので

小さな企業の武器になるというのだ。



37シグナルズというSOHO向けアプリケーションを開発している会社は

このように今までと違う考え方で小さな会社を運営し、世界中で300万人以上が

この会社のソフトウェアを使っている。

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕
37シグナルズ成功の法則
2012年1月10日 初版印刷
2012年1月15日 初版発行
著者 ジェイソン・フリード
   デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン
発行所 株式会社 早川書房
269ページ

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

目 次

はじめに 7


まず最初に 12
   新しい現実 12


見直す 16
    現実の世界なんて無視しよう
16/「失敗から学ぶこと」は過大評価されている 19/計画
は予想にすぎない 21/会社の規模なんて気にしない 24
24/仕事依存症はバカげている 28
/「起 業 家」はもうたくさん 31

先に進む 34
世界にささやかに貢献する 34/あなたに必要なものを作る 37/まずは作り始めよう
/「時間がない」は言い訳にならない 43/一線を画す 45/ミッション・ステートメン
   ・インポッシブル 49/外部の資金は最終手段 52/必要なものは思ったより少ない 56/
    スタートアップ
    新興企業ではなく企業を始めよう 59/売却するつもりのビジネスは廃却されることにな
     る 62/身軽でいること 64

進  展 68
    制約を受け入れる 68/中途半端な一つの製品ではなく、よくできた半分の製品 71/芯か
    ら始める 74/初めのうち詳細は気にしない 76/決断することで前に進む 78/キュレー
    ターになれ 81/やることを減らす 86/変わらないものに目を向ける 87/ツールよりも
    中身が大事 89/副産物を売る 92/いま、始める 95

生産性 99
    書類上の合意は幻想 99/やめたほうがいいものを考える 102/邪魔が入る環境では生産性
   は上がらない108/会議は有害112/解決策はそこそこのもので構わない116/小さな勝利
   を手に入れる119/ヒーローにはなるな122/睡眠をとろう旧/あなたの見積もりは最悪
   だ128/長すぎるToDoリストは終わることがない 131/小さな決断をする134

競合相手 138

商品をありふれたものにしない 138/真似てはいけない 141/けんかを売る144
/競合相手以下のことしかしない 147/競合相手が何をしているのかなんて気にしない


進 化 155
   基本的に「ノー」と言おう 155/顧客を(あなたよりも)成長させよう 159/熱意を優先順
   位と混同するな 162/自宅でも良いもの 164/顧客の声を書き留めてはいけない 167

プロモーション 169
   無名であることを受け入れる 169/観客をつくる 172/競合相手に「教える」 175/料理人
    を見習う 178/舞台裏を公開する 181/造花が好きな人はいない 183/プレスリリースはス
   パム 186/『ウォール・ストリート・ジャーナル』は忘れよう 憫/ドラッグの売人の方法
   は正しい 191/マーケティングは部署ではない 193/「一日にして成功」はない 196

人を雇う 199
   まずは自分自身から憫/限界で人を雇う202/無用な人は雇わない 204/会社を「知人の
   いないパーティー」にしない 206/履歴書はばかばかしい 208/経験年数は意味がない 210
   /学歴は忘れること 212/全員が働く215/「自分マネジャー」を雇う217/文章力のある

 人を雇う219/最高の逸材はどこにでも221/社員をテストドライブする224

ダメージ・コントロール 227
  過ちへの対応は自分でひきうける227/対応の速度はすべてを変える230/謝り方を知る
  233/全員を最前線へ236/文句は放っておく238

文化 242
  文化はつくるものではない242/決定は一時的なもの244/ロックスターは環境がつくる
247/従業員はガキではない249/五時に帰宅させる251/大げさに反応しない/253あなた
らしく話す255/四文字言葉258/「なるたけ早く」は毒261

最後に 264
   ひらめきには賞味期限がある264

37ソグナルズについて 269




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