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勝ち続ける経営 [経営]


勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

  • 作者: 原田泳幸
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2011/12/07
  • メディア: 単行本



勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

マグドナルドが2004年の低迷期から脱したのは基本に戻ったからだと

著者の原田泳幸さんはいう。

低迷になった原因は急激な成長に人材の育成がついていかず

店舗数は3000店になってもそれを動かす人材がいなかったからだという話です。



ダメに成った会社はすべて「らしさ」を失ったといいます。

マクドナルドはアンケートでは低カロリーとかオーガニックやヘルシー

などがならびますが、クォーターパウンダーが女性客にも受けて

ヒットしました。

「お客さんの希望通りのことをしていてはダメなのです。
お客様の要望以上のことをしなければいけない。しかも自分らしさを
忘れてはいけない。」

厳しいときに、管理出身の経営者はコスト削減といって、電灯を間引いたり

出張経費をうるさく切り詰めたりして見せかけの政策を実行します。

著者は、コストを減らすとは「もっとお金をつかってもっと売る提案を

もってこい」という考えだそうです。

同じコストで売上を上げる方法を考えることが大事だと

著者はいいます。

この他著者の基本理念として

基本にたちかえる


強さをよりのばす

リサーチで企画するな

サイセンスとサイコロジー


リスクをとらないリスク、リスクをとる体力

周りに合わせるのではなく自ら変革を起こす

文化を浸透させるのには3年必要。繰り返し何度も伝える。

職位ではなく、職種

組織とは戦略をスピーディに実行するためのもの

など

日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

2011年12月30日 第1刷発行


著者   原田泳幸
発行所  朝日新聞出版
167ページ
¥1400E

勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論


はじめに
◎第1章
基本に立ち返り
「らしさ」を取旦戻せ

全社員に強烈な変化を植え付ける 12
マクドナルドの創成期・成長期・低迷期・回復期 15
低迷の原因は基本を忘れていたから 20
低迷時の新規ビジネスほど危ういものはない 23
業績回復する企業に共通する「らしさ」 24


◎第2章
7年間の経営改革①
フレンドリーであるか、
コンビニエントであるか
ブランドカ向上には根拠がある 28
「フレンドリー」QSCをベースにしたおいしさの追求 32
客数増加とQSCの関係 36
従業員の高い満足度の秘訣 38
モチベーションアップの4つの工夫 39
「コンビニエン上マクドナルドの根幹は利便性 43


◎第3章
7年間の経営改革②
アウトスタンデイングで
あるか、
イノベーティブであるか
「アウトスタンデイング」顧客の期待をどのように超えるか 46
顧客をナビゲートするマーケテイング 48
店舗デザインはブランドデザイン 51
お金を生み出す「キャッシュ・カウ」を把握する 57
基本を失わない新しい試みも 61
「イノベーティプ」常に革新的であれ 63
成長のためには痛みを伴う改革が必要 63
価格を上げる戦略 65
独自性という価値の提供 68
価値があれば値段は関係ない 70
業績がよくなければ何も言えない 72


◎第4章
原田流ビジネス理念
コストを減らすとは、投資をすること 78
人材への投資は惜しみなく行う 81
グローバルならではの強みを使う 83
リサーチで企画するな 84
コモディティかつ独自性のある商品が成功する 84
ビジネスではスピードが何よりも大事 86
成果主義の人事制度 88
後継者をつくる意味 90
グローバルを考え、ローカルで行動せよ 92
痛みを伴うフランチャイズの改革 94
原田泳幸のビジネス理念 97

◎特別付録
セミナー時に寄せられた
質問&回答
最も大事なのはコミュニケーション 104
本当の意味で独自性のある商品とは 105
ビジネスは結果を上げることがすべて 107
信じることは思いきってやる 109
客単価を上げ続けるモデルは存在しない 110
人を育てるということ 111
やると言ったら徹底的にやる 112
やはりチーズバーガーが一番おいしい 114
少子化は怖くない 115
ブランド同士のぶつかりを避ける 117
一番のリスクは食の安全 118
主な業務でMaCは使わない 120
キャリアは周りから来るもの
若い世代へのメッセージ 124
マクドナルドはマニュアル会社か? 126
チームのパフォーマンスを最大化するのがリーダー 128
マクドナルドでしかできないことをしろ 130
店舗に行くのは自分の命題発見のため 131
座右の銘はない 134
学生時代にしておくべきことは 134
資質をよく見極めて後継者をつくる 137
能力主義のシステムを反映する 138
差別化は永遠に続いていく 140
マーケットはつくるもの 142
自己否定からアイデアは生まれる 144
グローバル企業の強みとは 146
顧客をナビゲーションするためのリサーチ 149
風土はトップしか変えられない 150
顧客満足度と収益性の関係 152
原田流英語習得術 155
モチベーションを保つには 157
東日本大震災とマクドナルド 158
変革するリーダーシップ 162

あとがき 165


原田泳幸(はらだ・えいこう)
日本マクドナルドホールディングス株式会社
代表取締役会長兼社長兼CEO
1948年長崎県生まれ。1972年日本NCRに入社し、エンジニアの道をスタートする。

その後、
横河・ヒューレット・パッカード、シュルンベルジェグループを経て、1990年アッ
プルコンピュータジャパン(当時)へ。アップルコンピュータでは代表取締役社長兼米国アップル

コンピュータ社副社長。そして、2004年2月、日本マクドナルドへ入社。2005年3月より現職。著
書に『とことんやれば、必ずできる』『日本マクドナルド社長が送り続けた101の言葉』(以上、かんき出版)、
『ハンバーガーの教訓一消費者の欲求を考える意味』(角川書店)がある。
*本書の印税はドナルド・マクドナルド・ハウス財団を通じてチャリティー活動に

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