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脳を活かす仕事術 [思考力]


脳を活かす仕事術

脳を活かす仕事術

  • 作者: 茂木 健一郎
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



脳を活かす仕事術

情報整理の方法のために脳を使わない人の話
著者がケンブリッジ大学のホラスバーロー氏の整理術を紹介しています。
手紙を開封して一瞥した後、そのままゴミ箱に捨ててしまうという。
ホラスは、脳のポテンシャルを最大限に発揮するには
「情報の整理や暗記に頭を使わない」ことを重視しているからだと言います。
細かい情報は、破棄したほうが、脳の活動のほとんどを思考や創造にあてるのに
役立つといいます。

インターネットで、最新の科学知識にアクセスできるためには英語の取得。
特にリーディングが重要だと著者は、説明しています。
英語でアクセスし、豊富な情報を得ることが、インターネットにあふれる
無駄な情報の中から真の情報を得るためにも必要だと感じました。

著者は、Scholerpediaという専門家が査読をしているフリー百科事典を紹介しています。
これにアクセスするためにも英語が必要です。
インターネットの中で最新で、本当の情報を探すためには、英語が必要だということです。

考え事や作業するために集中することが必要です。
集中することためにも、脳を訓練をすることで、
運動系回路と無意識を結びつけ集中できることになります。
そのために、簡単な動作を繰り返しそれをきっかけに
集中する訓練を繰り返すと
その動作をすると集中できるようになる。
イチローの打席の動作がまさにそうだと思いました。


人間の脳が創造性を発揮する時の仕組みは
外部情報を受け取ったとき記憶として側頭葉に蓄えていきます。
脳に入力された情報や記憶は運動系の出力をへて意味づけされます。
その結果、他へ応用できる経験となります。
側頭葉に蓄えられた経験が前頭葉の方針に従って編集されるとき
新しいものが生まれるそうです。

さらに意欲が加わった時、アイデアが生まれていきます。
意欲は前頭葉がつかさどっているので、前頭葉が「こういうものが欲しい」
というリクエストをおくると側頭葉が一番近い経験を出してきます。
そしてこれは、こっとはと次々前頭葉に送り、前頭葉が
これは近い、これは違うと判断してやり取りを繰り返します。
やがて「これだ」というのが見つかったとき
創造性を発揮したアイデアになると説明しています。

さらに無意識を使うことに長けると創造性を育むことが
できるといいます。

そのために情報や知識の準備が必要ですが、その上で
「本当にこれでいいのか」「自分にたりないものはなにか」と
問いかけていると無意識の中からあるとき答えに近づいたとき
「これだ」ときずくというのが無意識を耕すというこだそうです。

脳を活かす仕事術

脳を活かす仕事術 目次

第1章 脳の入力と出力のサイクルを回す
第2章 茂木式「脳の整理術」
第3章 体を使って脳を動かす
第4章 創造性は「経験X意欲+準備」で生まれる
第5章 出会いが、アイデアを具体化する
第6章 脳は「楽観主義」でちょうどいい
第7章 ダイナミックレンジが人生の幅を広げる
第8章 道なき道を作るのが仕事である
おわりに 脳は何度でもやり直しがきく




く著書略歴〉
茂木健一郎(もぎ けんいちろう)
脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業
大学大学院連携教授、早稲田大学国際教養学部非常勤講師。
1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院
理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブ
リッジ大学を経て現職。
主な著書に、『脳を活かす勉強法』『すべては音楽から生まれる』『ひらめきの導
火線』『感動する脳』(以上、PHP研究所)、『脳と創造性』(PHPエディターズ・
グループ)、『脳と仮想』『ひらめき脳』(以上、新潮社)、『思考の補助線』『「脳」
整理法』(以上、筑摩書房)、『脳とクオリア』(日経サイエンス社)、『脳内現象』(日
本放送出版協会)、『トウープゥートウーのすむエリー星』(毎日新聞社)などがある0
脳を活かす仕事術
「わかる」を「できる」に変える
2008年9月24日 第1版第1刷発行
2008年11月25日 第1版第7刷発行

著者茂木健一郎
発行所PHP研究所
ます。
ISBN978-4-569-70193-6
213ページ
\1100E
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