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イノベーション・オブ・ライフ [仕事力]


イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

  • 作者: クレイトン・M・クリステンセン
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2012/12/07
  • メディア: 単行本



イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

イノヴェーション・オブ・ライフ

人生を幸福に過ごすためには、良い学校をでて
良い会社に勤め、報酬を沢山貰えればよいのか。

それは、だれもが考える一つの道であるが、実はそれだけではなく
考えるべきことは他にもあることを教えてくれる本です。

その中で一点だけ伝えるとすれば、
「これが成り立つためには、何がいえるか」という考え方を
常に意識することでしょう。

一番わかりやすい例が、ディズニーランドのヨーロッパ進出に際して
検討した事例が挙げられています。
ご存知の通り、ディズニーランドはアメリカ国内や日本などに展開して成
功を収めましたが、唯一ヨーロッパ進出の際に、思ったとおりの
収益が挙げられませんでした。開業2年目で10億ドル知覚の赤字になったのです。
その違いは、アメリカ国内や日本のディズニーランドでは50近いアトラク
ションが準備されていたため、1日では遊びきれず、宿泊施設を含めた
総合的な利用がされていませんでした。一方ヨーロッパは、開園当初15の
アトラクションしかなく1日あれば遊び終わってしまう。そのため
他のディズニーランドと同じ規模だという仮定が計画時に組み込まれた
ため、違う結果になったといいます。

つまり、「この見通しが成り立つためには、立証されていない仮定の内
どれが成り立てばよいのか」という検証がされていれば、
ヨーロッパのディズニーランドの計画時に当初の規模にあった
事業計画を立てられ、赤字にならなかったというのです。

この考え方を各自の仕事にも適用しようという提案が著者からのメッセー
ジです。
「この仕事で成功するには、どんな仮定の正しさが証明されなくてはなら
ないだろう」
仕事の実行に踏み出すためには成功する根拠を考えましょう。
転職する際には、転職がうまくいく根拠は何かを考えましょう。

イノベーション・オブ・ライフ

2012年12月6日 初版第1刷発行
著者 クレイトン・M・クリステンセン、ジェームズ・アルワース、カレ

ン・デイロン
訳者 櫻井祐子
発行所 株式会社翔泳社


イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

「イノベーション・オブエフイフ」 目次
 ~
序講
第1講羽があるからと言って……
第1部幸せなキャリアを歩む
    第2請わたしたちを動かすもの
    第3講計算と幸運のバランス
   第4講口で言っているだけでは戦略にならない
第2部幸せな関係を築く
    第5講時を刻み続ける時計
    第6講そのミルクシェイクは何のために雇ったのか?
第7講子どもたちをテセウスの船に乗せる
第8講経験の学校
第9講家庭内の見えざる手
第3部 罪人にならない
    第10講この一度だけ……
    終講
    謝辞
    訳者あとがき



[著者解介]

クレイトン・M・クリステンセン
ハーバード・ビジネススクール(HBS)の看板教授。
優良企業におけるイノベーションがはらむ落とし穴を実証し、衝撃を与え

た「破壊的イノベーション論」
で一躍ビジネス界に不動の地位を確立した。発表した論文は、50年以上の

歴史をもつマッキンゼー賞受
嘗了回を含む数多くの貨を授与している。
顧客の意見に熱心に耳を傾け、新技術への投資を積極的に行い、常に高品

質の警等サービスを提供し
ている業界トップの優良企業が、その優れた経営のために失敗を招き、ト

ップの地位を失ってしまう
ー大手企業に必ず訪れるというこの「ジレンマ」を解き明かし、ベストセ

ラーになった『イノベーショ
ンのジレンマ』(増補改訂版、2001年)、そして、続編の『イノベーショ

ンヘの解』(200う年)、
さまざまな企業事例の集大成から実践的な解を導き出した『イノベーショ

ンへの解実践編』(ZOO8
年)、学校教育を抜本的に変えていこうという、意欲的な問題提起の書『

教育×破壊的イノベーション』
(2008年)、『イノベーションのDNA』などの邦訳吾がある(いずれも翔

泳社)。

ジェームス・アルワース
オーストラリア出身。ハーバード・ビジネススクールを成績優秀者に贈ら

れるベイカー・スカラーで卒業。
ブーズ・アンド・カンパニーとアップルコンピュータで勤務していた。

カレン・ディロン
コーネル大学とノースウエスタン大学大学院でジャーナリズムの修士号を

取得。2011年まで『ハー
バード・ビジネス・レビュー』の編集者として20年のキャリアをもつ。ま

た同年、アショカ財団により
世界で最も影響を与えた女性として選出される。



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