職場で、仲間うちで他人に軽く扱われない技法 [仕事力]
他人に軽く扱われない技法
人にどう思われれるかをあまり関係ないと思っているが
人の評価は他人が決めるというのは事実である。
その意味で、ある程度は軽く扱われないように
意識すべき点は抑えておくことは、必要である。
この本では、題名のとおり自分の位置ずけを損なわないよう
他人との関わり方について説明してくれる。
他人に軽く扱われない技法
他人に頭をよく見せるために
会話のつなぎ目に「なぜなら」をいれろとか
「私は頭が悪いのです」と先手をうつとか
「自分のしっている知識は○○だけです。」とか
説明すると教養を匂わせることができるなど、
他人にどう思われるかをあまり気にしなければ関係ない手法が
多く語られている。
逆に、他の人がこのような手法を使っていることを認識できれば
相手の考えが読めるという使い方のためにこの本を読む意義はある。
ひとつだけためになったことは、早口でぺらぺらと
しゃべると言葉に重みがなくなる
という忠告は、身にしみる。
自分でしゃべろうという気持ちが先立って早口でしゃべりやすいので
意識して気をつけようと思う。
このほか、自分がした約束は1度でも破ると評価はゼロとか
100戦して100勝を心がける
自分という存在のブランドイメージを確立するなど
心構えで得るべき内容はある。
職場で、仲間うちで他人に軽く扱われない技法
2009年4月30日 第1刷発行
2009年7月15日 第7刷発行
著 者 内藤誼人
発行所 大和書房
209ページ
¥1300E
職場で、仲間うちで他人に軽く扱われない技法 もくじ
私は小さな頃から人に小馬鹿にきれるのが許せなかった 1
第 1 章一目おかれる話し方の極意
知識は少し隠したほうがいい
底が浅いと思われる人は「こんな会話」をしている 16
「思わず口にした言葉」であなたの軽さがバレる 19
「賛成です」の一言ですますとナメられる 22
会話のつなぎ目に「なぜなら」を連呼しろ 25
「知識を限定」することで教養を匂わせる法 28
はやる気持ちをおさえて、訥訥と語る 31
「私は頭が悪いんです」と、先手を打つと知的に見える 35
弱音を吐くなら、相手は「こんな人だけ」にしろ 38
会話に入れる数字は官公庁から得たものに限る 42
「この人と話したい」と思われるための2つの秘訣 45
column-1
ダメな人がよくやる「ダメな年賀状」のポイント3つ 48
第 2 章 「謙虚さ」はナメられる
相手を心理的に威圧する技法
目をきゅつと細めて、相手の頼を見つめる 52
仕事で力を入れるなら「4月」にしろ 55
不用意に頭を下げると、仕事はこない 59
「不機嫌な声」「仏頂面」を戦略的に使う 62
100円のものは1000円で売るべし 66
まれな場合にしか、やさしくしない 69
恐い顔をしていれば、人はおとなしく従ってくれる 72
援助を受け入れると、あなたは「弱者」になる 75
column-2
相手の反輪をうまく封じ込める方法 78
第 3 章
「物怖じしない人」の秘密
宴会では「お誕生日席」を選べ!
遠慮せず、「目立つ場所」に席をとる 82
30歳になる前に、「一流の雰囲気」に慣れておく 86
オーバー・アクションで、「強丸な自分」を引き出す法 89
主導権をとりたいなら「話しかける」のは自分から 92
ときには「非常識な質問」や反対意見を 95
「口出し」すると、あなたの人間的価価が高まる理由 98
知識がなくとも、「知識がある」ように見せる技 101
column-3
定期的に運動しているなら、「それ」を語れ 105
第 4 章 一流の人間は「サバ」を読む
人は「ナ二」に敬意を払うのか?
「肩書き」にとにかく貪欲になる 110
コネの「威光」を利用する 113
明るいイメージを売るなら「朝に強い」ことを吹聴する 117
2・3歳、年上に見られるように、年齢で「サバ」を読む 121
取引先に「若さのアピール」はむしろマイナス 124
経験年数でも「サバ」を読む 127
私が「賞」にとことん、こだわる理由 130
なぜあの人は、だれにでも「平気で軽口」が甘えるのか? 134
column-4
自分の値段が高い人・安い人の「決定的な差」とは 137
第 5 章
対人術は「質」より「形」! 相手に見くびられない「見た目」の話
度胸はどんどん「安売り」しよう 142
「外面」は、いつでも自信満々でいる 145
「伝統」を感じさせるものを、1つは身につける 148
余分な「混じりもののない道具」を使う 151
自分がした約束は、1度でも破ると評価はゼロ 155
なぜ仕事ができる人は、「筋トレ」をするのか? 159
どこか「危ない雰囲気」を漂わせる 162
肉体改造をすると精神的にも強くなる 165
100戦して100勝を心がける 168
column-5
人と食事をするときには、「パスタ」を注文しない 172
第 6 章 簡単に「スペシャリスト」になる技術
自然と相手が負けてくれる心理テクニック
数少ないプロがしている「普通のこと」とは? 176
「○○と言えばあいつ!」を確立する簡単な方法 179
ゼネラリストは「中途半端な人」の代名詞 182
ひそかに「俺のはうが、ずっと格上」という意識を持つ 186
今ではなく、「1カ月先のこと」を考えて過ごす 189
仕事では、手抜きをすると「クセ」になる 192
やさしい人は、実は「気弱な人」である 195
無意昧におごると、軽んじられるだけ 198
column-6
「ほんのちょっとの差」では、だれも尊敬してくれない 202
おわりに 207
参考文献 211
内藤誼人(ないとう・よしひと)
心理学者。有限会社アンギルド代表。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。社
会心理学の知見をベースに、ビジネスを中心とした実践的分野への応用に力を注い
でいる。お酒と女性をこよなく愛するナチュラリスト。趣味は昆虫採集と標本づくり。
著書に『パワープレイ』『パワーロジック』『パワーマインド』(以上ソフトバンク・
クリエイティブ)、『人は「暗示」で9割動く!』(すばる舎)、『人の心は9割読める』(あ
さ出版)、『交渉力養成ドリル』(ダイヤモンド社)、『「人たらし」のブラック心理術』
『「人たらし」のブラック謝罪術」(だいわ文庫)、『「人たらし」のブラック交渉術』『図
解「人たらし」のブラック心理術』(大和書房)など多数ある。
2012-03-18 23:52
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